社長挨拶
2024年の新春を迎えました。新年あけましておめでとうございます。
新年早々に起こった能登半島地震で甚大な被害を受けられた皆様に謹んでお見舞い申し上げます。未だ数百回に及ぶ余震が続き復旧作業も進まず辛い日々を送られている事とお察し致します。一日も早い復興が叶う事を心よりお祈り申し上げます。
昨年はようやくコロナが明けて、いよいよ本格的に世の中が動き出す期待感が膨らみ始めていますが、ロシアによるウクライナ侵攻・イスラエルとパレスチナの争いは激化し、極端な円安・原材料等の高騰などが相まって非常に厳しい社会情勢が続いて不透明な部分も多いですが、何とか前を向いて平和な世界が訪れることを願いたいと思います。
さて弊社では今年創業115年目を迎えました。令和6年はさらに全てにおいて前向きに取り組み、皆様のお役に立てる様に努力して参りたいと思っております。早速この1月9日から12日までイタリアのフィレンツエで開催されるピッティ・イマジネ・ウォモの展示会にJ∞Qualityファクトリーブランドプロジェクトのメンバーの一員として出展させて頂ける事になりました。初めての経験ですが、是非日本のモノヅクリを世界に認められる様アピールして参りたいと思います。
私どもは創業以来お客様のリクエストに真摯に向き合い、誠実さをモットーに目まぐるしい時代の変化に対応して参りました。コロナ禍を経て見直されて来たファッション業界に於いて、お取引先アパレル様の各ブランドがそれぞれの個性を追求し新しく新鮮で独創的なモノを産み出そうとしています。私達は、速さと感性とクオリティをもってさらにお客様のオリジナリティと新たな価値の創造のお手伝いをさせて頂きたいと思っています。一つ一つの仕事に常に驚きと感動を与えられる様に技術開発に取り組んでいます。
また近年では、発がん性物質等が含まれる染料や薬品に対する法規制が強まっています。弊社ではその規制対象となっている「特定芳香族アミン」が含まれる染料は過去においてもほとんど使用したことがなく、当然現在も「不使用宣言書」を発行し一切使用しておりません。今後はさらにエシカルという観点からも染料薬品の調査及び研究を進めていくと共に、環境に対する配慮も心がけて参りたいと思っております。そして、サスティナブルな未来へ向けて様々な努力を続けていきたいと思っています。
2024年1月 株式会社内田染工場 代表取締役 内田光治
企業理念
誠実さをモットーに染色等の加工に取り組み、経験で培った技術でデザイナーのIMAGE(夢)を具現化し、また速さと感性でさらに想像を超える驚きや感動をもたらすことによって、関わる人全てが豊かさを分かち合い、ともに成長し社会に貢献する。
こちら2023年の年賀状です。2022年10月に小石川植物園にて開催された「小石川植物祭」の時に社員全員で撮影した集合写真になります。
会社概要
社 名 | 株式会社内田染工場(カブシキガイシャウチダセンコウジョウ) |
所在地 | 〒112-0001 東京都文京区白山3-5-2 |
電 話 | TEL.03-3811-8512 FAX.03-3818-7337 |
代表者 | 代表取締役社長 内田 光治 |
創 業 | 明治42年(1909年)4月1日 |
設 立 | 昭和61年(1986年)12月16日 |
資本金 | 1,000万円 |
年 商 | 3億円 |
決算期 | 8月 |
取引銀行 | 東京都民銀行 春日町支店 巣鴨信用金庫 大塚支店 |
従業員数 | 26名 男性18名 女性8名 |
業務内容 | 染色加工業すでに縫製済みの衣類を特殊な染色・及び脱色法で加工し付加価値を産み出す、彩り鮮やかな活気あふれる会社です。東京の真ん中で営業しておりますので、アパレル様との距離が非常に近く地の利を生かしたスピーディな対応を心がけております。 |
取引先
【順不同・敬称略】
- 株式会社アバハウスインターナショナル
- 株式会社アンダーカバー
- 株式会社アングローバル
- 株式会社アンビデックス
- 株式会社イッセイミヤケ
- 株式会社エイネット
- 株式会社石見銀山生活文化研究所
- 株式会社ギャラリードポップ
- 株式会社コムデギャルソン
- チャコット株式会社
- 株式会社ファッション須賀
- 伊藤忠モードパル株式会社
- 住金物産株式会社
- 丸紅ファッションリンク株式会社
- 三井物産アイファッション株式会社
- 豊通ファッションクスプレス株式会社
その他商社・縫製メーカー様等、多数お取引させていただいております。
沿革
明治37年 1904年 |
先代 内田作次が、7代続いた群馬県桐生市の呉服屋「内田呉服店」を兄に任せ、単身東京に出て染色の修行を始める。 |
明治42年 1909年 |
現在地にて内田染工場を創業。元が呉服屋の出身なので、当初は和装織物用の糸染めが中心であったが、昭和初期には靴下関係の染色に移行。昭和初期 戦時中空襲に合い、一時桐生に疎開し靴下製造業を営む。 |
昭和30年 1955年 |
前社長である内田忠宏が東京に戻り染色業を再開。 |
昭和55年 1980年 |
敷地内に内田ビル(ローズハイム)建設 |
昭和61年1986年 |
株式会社設立 販売管理コンピューターを導入。 |
平成2年 1990年 |
隣接地に約50坪の工場を増設。 |
平成10年 1998年 |
最初のホームページを立ち上げる。 |
平成12年 2000年 |
コンピュータシステムを一新。受注〜生産管理システムを確立。作業の効率化を図る。 |
平成16年 2004年 |
ホームページリニューアル。 |
平成17年 2005年 |
内田光治、代表取締役社長就任。内田忠宏は会長に就任。 |
平成21年 2009年 |
ホームページリニューアル。 |
平成24年 2012年 |
3月10日 元会長 2代目 内田忠宏 肺炎の為 他界 享年81歳 |
平成25年 2013年 |
9月 CCM(コンピューターカラーマッチングシステム)装置一式導入。 |
平成27年 2015年 |
新業務システム(受注〜生産管理システム)を一新して現場スタッフ全員にタブレットPCを配布し、業務の進捗状況をタイムリーに把握可能に! |
アクセス
電車で
- 東京メトロ丸の内線「茗荷谷」駅下車、小石川植物園方面に向かって徒歩7分。
- 春日通り側出口を出てすぐの横断歩道を渡り、マックの並びの交番の手前を右折。左手に公園を見ながら湯立坂を下り、坂を降りきった交差点「窪町東公園」を右折。約200m先の左側。
車で
水道橋方面から
- 白山通り(17号線)を巣鴨方面に向かい、白山通りと春日通りの交差点を左折。文京区役所が入っている「シビックセンター」という立派な建物を目印にしてください。
- 50mほど直進した交差点を右折して千川通りに入り、左手に共同印刷・桜並木通り・肉のハナマサを見て、T字路信号「白山3丁目」先すぐ右側。
池袋方面から
- 春日通(R254)を「茗荷谷駅前」信号を左折、湯立坂を下り、坂を降りきった交差点「窪町東公園」を右折。約200m先の左側。
高速道路で
- 首都高速5号線、都心環状線方面から「護国寺」インター下車。降りてすぐの交差点は右折不可です。少し直進してUターン。「護国寺」インター降口の交差点を左折して不忍通りに入り、坂を上って「大塚3丁目」を通過、さらに坂を下りきった「千石3丁目」を右折。千川通りを直進し、「窪町東公園」の交差点を超えて200m先の左側。
- 首都高速5号線、板橋方面からは「東池袋」インター下車。春日通に出て以後、上記車で:池袋方面からをご参照ください。
- 混雑時は「西神田」「飯田橋」からも遠くはありません。早めに手前で降りるのも得策です。
写真で見る茗荷谷駅からの経路
茗荷谷駅改札。春日通り方面改札出口1、2を出て右へ。
りそな銀行前の信号を渡ります。
渡ったら左へ、最初の角の交番手前を右へ曲がります。
そのまま湯立坂を下ります。
右手に重要文化財「旧磯野家住宅」を見ることができます。
ファミリーマートを右手に見て通りすぎ、千川通りを渡ります。
渡って右に曲がります。
小石川御殿町交番が見えてきたら、その先10mです。
お疲れ様でした。