内田染工場:製品染・ムラ染・グラデーション染・絞り染・ヴィンテージ加工に小ロットでも対応

内田染工場

加工紹介

設備紹介・工場風景

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染め

製品染縫製済みのあらゆる衣類を染めています。主にTシャツ・シャツ・トレーナー・ジャケット・パンツ・小物類などに対応いたします。

生地染長い生地を染める設備が無いため、3〜4m程度にカットした状態で対応させていただきます。

※糸染めは承っておりません。

染料染め

一般的な染め方で鮮明な光沢感のある色、堅牢度が高く、艶のある美しい色合いが表現できます。

反応染(綿・麻・レーヨン・テンセル)、酸性染(ウール・ナイロン)、分散染(ポリエステル)、カチロン染(アクリル)を使い分けます。

2浴染

1枚の製品の中に2種類以上の素材が使用されている場合、例えば綿とポリエステルとか、綿とナイロンなどの染め方の違う異素材の組み合わせの場合は、違う染料および染め方で2回の工程で染める必要があります。

また同じ綿であっても違う素材(例えば厚手と薄手とか、天竺と裏毛とか、布帛とカットソー等)を1枚の製品の中で組み合わせて縫製したアイテムを染めるとそれぞれの素材の性質による染料の吸収度合いの違いにより、濃淡や色系統の差が発生します。これは組み合わせる素材やロット等様々な条件によって変化するもので想像を超えた意外性のある面白さが生まれるケースが多く、製品染ならではの味わいとして評価していただいています。

1枚の製品は1反採りでお願いします。

1枚の製品は1反採りでお願いします。

全く同じ素材であっても、ロットが違う反物の生地を一緒に染めると色差が発生することがあります。

例えば前身頃のパーツをAの反物から裁断して、後ろ身頃をBの反物、袖をCの反物から裁断して縫い合わせて1枚の製品を作ってカーキ色に染めた場合、極端に言うと袖がうすいカーキ・前身頃が濃いカーキ・後ろ身頃は金茶みたいな色などに色が割れてしまう場合がありますので、必ず1枚の製品は同じ反物から裁断した生地で作っていただけるようお願いします。

顔料染め

「ピグメント・ダイ(Pigment Dye)」とも呼び、Vintage調・毛羽立った風合い・当たり感が出ます。特殊な前処理を行うことにより、本来はプリント用のインクである顔料で染めることが可能になります。

主に綿・麻などの天然繊維に使用します。その他多くの素材に対応可能ですが、堅牢度や色の濃度に限界があるのでテストが必要です。

染料染めと違って、生地の表面に乗っているだけの状態に近いので、染まりながら剥がれる感覚で「色落ち感=Vintage感覚」が表現できます。

色の再現性と堅牢度

あえてそういう風合いを狙った加工ですので、色の再現性には不安定な部分があります。許容範囲を広くお考えください。また摩擦堅牢度は悪いのでご注意ください。濡れた状態で部分的に強く擦ると色が剥がれて白っぽくなってしまいますが、通常の着用では大きな問題はありません。

袖山のスジアタリ

特に長袖の場合、薄手の素材の物は肩から袖口にかけての袖山等に直線的なスジが入ることが多くなります。現段階では注意しても完璧に防ぐことが出来ませんので、デザインでアレンジしていただける等、お客様の方でも工夫して頂ければ有り難いです。

顔料+染料

 

色の深み、シャンブレー感が出せます。

  • 染料染め→顔料をオーバーダイ:深みのある色合いになります。
  • 顔料染め→染料をオーバーダイ:シャンブレー調・玉虫感のある色合いを表現できます。

顔料染めのみの場合は濃度に限界があり、例えば黒に染めても出来上がりはグレーになってしまいますので、少し黒に近づけたい場合には顔料で染めた後に染料を少しだけ上掛け(オーバーダイ)する必要があります。

また、最初に染めた顔料の色とオーバーダイする染料の色の組み合わせによっては、不思議で魅力的な光沢感(玉虫染)を表現することも可能です。

主に綿・麻などの天然繊維に。その他多くの素材に対応可能ですが、堅牢度や色の濃度に限界があるのでテストが必要です。

硫化染

綿・麻・レーヨン・テンセルに使用します。Vintage感・顔料と染料の中間を狙ったイメージ・インディゴ風ブルーのバリエーション等を表現できます。

硫化染料は反応染料に比べて染料の粒子が大きいので、染色後のバイオ加工やボールウォッシュ等の加工により加工感を表現しやすい特徴があります。顔料染め同様に特殊な前処理「カチオン化」を行うことで、より強いアタリ感を表現することができます。求める風合いによって、「硫化染」と「カチオン硫化」のどちらかを選んでいただくことが可能です。インディゴ染に近い色や風合いを狙って、リーズナブルに「インディゴ風」を表現することも可能です。

基本的に染料自体がくすんでいるので、鮮やかなVividカラーは出せません。

公害問題

過去においては硫化染料と助剤の組み合わせにより発生する公害問題がありましたが、現在は改良されて環境にやさしい助剤に完全に切り替わっておりますので全く問題はありません。

堅牢度

色によっては耐光堅牢度が悪く日焼けしやすい場合がありますので、淡色の場合は商品化の前にテストして確認しておいていただくことをお勧めします。

インディゴ染め

手染め・繰り返し色を重ねる深みと味わいが出ます。

本藍ではなく合成インディゴ染料ですが、染め方は同じく1枚ずつの手作業です。インディゴの染料と薬品を溶かした液に製品を漬け込み手で揉んで絞って広げて空気に触れさせると、緑色が徐々に淡い青へと変化していきます。

濃色のインディゴは通常5〜6回漬けが標準処方となっています。その分コストも嵩みますが味わいもまた格別です。

いくつかの加工を組み合わせることでイメージはさらに拡がり、その組み合わせ方によってブランドのオリジナリティが生まれます。

  • 染色後バイオ加工すると、毛羽立った繊維に酵素の働きで表面の毛羽を刈り取ることができます。上品な風合いに変化し付加価値を高めることができます。
  • オーバーダイは意味する範囲が広く、通常の製品染めを指すこともあります。一般には、もともと色がついている製品の上から違う色を上掛けすること、あるいはチェック柄や水玉柄など柄物の製品に上から染めるような場合を言います。

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製品洗い

水洗い・ワンウォッシュ 製品を洗うことで風合いをソフトにし、新品でありながら着心地良く肌になじむようにします。基本的には柔軟剤を使用していますので、柔軟剤を入れたくない場合は事前に指示をお願い致します。
湯洗い・高温洗い・糊抜き洗い 洗いと同様に風合いをソフトにします。寸法調整などの必要がある場合、温度を調整して洗います。温度は細かく指定していただくことも可能です。また、元の生地に糊がついて仕上がっている場合は、糊落とし用の薬品を使用して洗います。

縮絨

主にウールを揉み込むように洗うことで風合いを調整する加工です。加工する温度や時間でアレンジ可能です。写真のストールは部分縮絨。1枚の中で縮んだ部分と縮んでいない部分のコントラストで味を出しています。
ハードウオッシュ アルカリ洗剤で洗い、特にプリントなどの表面がかすれたような中古感覚をかもしだします。
バイオウオッシュ 繊維を分解する酵素(セルロース系繊維を分解する酵素「セルラーゼ」)を入れて洗います。高級感のある柔らかさと色落ち感が得られます。
ボールウオッシュ・研磨剤ボールウォッシュ セラミックのボールを入れて洗うことで、柔らかさと古着調のアタリ感が得られます。アタリ感を強調させたい場合は、研磨剤が練り込んであるボールで洗います。

ボールバイオ・研磨剤ボールバイオ

バイオウォッシュの際にボールを一緒に入れて、より強いあたり感と特徴を引き出します。研磨剤入りボールの場合はさらにVintage感が際立ちます。
ストーンウオッシュ・バイオストーンウォッシュ 軽石をドッサリ入れた洗濯機の中に製品を入れて、ガラガラと回して毛羽立たせます。バイオとの併用で効果を強めつつ毛羽を抑える方法も可能です。
サンドブラスト Vintage感を表現する加工です。ジーンズの膝付近などに強烈な勢いで噴出す砂を当て、部分的に生地の表面を削り落として長年はきこんだようなインパクトを演出します。

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脱色・ブリーチ

一度染めた物・あるいはもともと染まっている物の色を抜いて薄くします。元の素材や染まり方、そして使用する脱色剤によって様々なケースがあります。

  1. 同系色のまま色がうすくなる。
  2. 極端に違った色系統に変色する。
  3. 全く、或いはほとんど変色しない。
  4. ほぼ白に近いくらいまで色が抜ける。

脱色後、違う色に染め替えることも可能になります。

塩素系ブリーチ(カルキ=次亜塩素酸ソーダ)

綿・麻・レーヨンなどを加工できます。

  1. インディゴ染してある物をカルキブリーチすると紺→ブルー→サックスへと変化していきます。
  2. 反応染してある場合は極端に変色

水素系ブリーチ(過酸化水素)

 

綿・麻・レーヨンなどを加工できます。

  1. ブラックデニムをクロからグレーに
  2. 綿の生成をオフ白に→下晒(写真)

還元剤系ブリーチ(ハイドロサルファイト)

染料で染まっている色を抜きます。違う色に染め替える際に行う事が多いです。

フロストブリーチ

 

普通に染まっている製品または白から反応染で染めた製品に対して、色の系統はそのままに、長年着込んで洗いざらした様な自然な色の変化を狙える加工です。普通の脱色(上記の塩素系ブリーチや還元剤ブリーチ)の場合は、反応染料で染まっているモノは極端に違う色に変化してしまう事が多いです。逆に水素系ブリーチの場合はほとんど変色しない事が多いのですが、このフロストの場合は、例えば黒がグレーに、紺がブルーにといった具合に同系色のまま毛羽立って白っちゃけるので、素材を劣化させる事なくリアルなVINTAGE感を表現するのに有効です。

パウダーブリーチ

 

表面脱色。細かい粉末の脱色剤で独特のマダラ感が出ます。

ケミカルウォッシュ

こちらは軽石と脱色剤の併用で、まだらで大胆な色抜けが出せます。パウダー加工よりも激しい柄になり、素材によっては穴開き等のリスクがあるので、薄手の製品には不向きです。

レーザーブリーチ

主にデニム素材等の中白状態の素材に対して効果的ですが、レーザーで照射することによって自由自在に色を抜きながら柄を表現する方法です。

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特殊染め・特殊加工

グラデーション染・グラデーションブリーチ

なだらかで境目の無い美しい色の変化。

薄い色から濃い色へ、徐々に切れ目なく色を変化させていく染め方。職人の技が光ります。

色の掛け合わせ方・染める位置や向きによって新鮮な見え方になるのでオリジナリティを表現できます。
また同様に徐々に色をうすくフェードさせる様に脱色することも可能です。先染めチェック柄や総柄プリントなどの商品に加工することにより、想像を超えた不思議に魅力的な色が現れる場合もあります。

ムラ染・ムラブリーチ

ランダムな柄の様な色の濃淡を表現。時には激しく、時には優しく、個性的な曖昧さを醸し出します。

古くから「カゴ染め」と呼ばれている技法で、当社では洗濯用ネットやビニールなどに詰め込んで染めています。ネットへの入れ方などにより柄の強弱がある程度調整可能ですので、お客様のご要望をお聞かせください。

同様にムラブリーチも可能です。

個体差

1枚1枚手作業で行う為、1ロットの中でも柄の強弱や色の濃淡にはバラツキが出ますのでご了承ください。

絞り染・絞りブリーチ

糸や紐などで絞って染めるクラフト・ハンドワーク、手作業による人の温もりが感じられる味わい深い商品になります。個性的な一点物ができます。

「絞り染」というと古き日本の伝統工芸から連想する和のテイストやエスニック風の表現の仕方として認識されがちですが、絞り方や色の組み合わせで現代的な表現も可能だと思います。デザイナーが空想する果てしないイメージの広がりをリクエストとして投げかけてください。

絞り染とその他の特殊加工を組み合わせることで更に可能性が拡がります。

板締染・板締ブリーチ

板で挟んで染める/板に挟んだ状態で脱色する。

絞り染同様に古くは奈良時代から伝わる染色技法のひとつですが、現代のファッションとして魅力的な見え方になるよう取り組んでいます。生地をたたんだ状態で一対の板に挟んで染めることにより、挟んだ部分だけが染まらずに独特な柄が生まれます。

一枚ずつ手作業で行う為に板の隙間からほのかな滲みが生まれ、プリントとは違う独特な趣を醸し出します。一点一点異なる絶妙な味わいをお楽しみください。

スプレー染・スプレーブリーチ

染料や顔料あるいは脱色剤を衣類に直接吹き付け、自由な柄の表現ができます。クラフト・ハンドワークで個性的な一点物が作られます。

衣類をキャンバスと見立てて描く様に染める技法です。絵画の様な緻密さを表現するのは困難ですが、ある程度は柄を描いたり、点描風にまだらに噴霧して1枚1枚個性的にアーティスティックな表情に仕上げることが可能です。 

ハケ染・ハケブリーチ

刷毛で染める/刷毛で脱色する。

刷毛に染料を漬けてフリーハンドで一気に染め上げる手法で、ハケの大胆でドラマチックなタッチが印象的な染め方です。同様に脱色も可能です。

ハンドペイント(スポンジ)染・ハンド(スポンジ)ブリーチ

スポンジやヘラ等で染める/スポンジで脱色する。

ハケ染め同様に染料をスポンジ等に染み込ませて、ランダムにボティにペイント。上記「ムラ染」とはやや趣の違うニュアンスで独特なムラ感を表現できます。

激しい差異

色や素材によっては色の滲み方に激しい差異が出る場合があるので事前にスワッチ等でテストが必要です。

2浴染/2度染/2回染

1枚の製品に2種類の素材(例:綿とポリエステル・綿とナイロンなど染め方の違う素材)が使用されている場合、染料・染め方を変えて2回の工程で染めなければなりません。これを「2浴染」と言います。素材が3種類の場合は「3浴染」になります。

同系色を重ねて無地のベタを狙う場合と、逆に反対色を組み合わせてシャンブレー感を狙う場合があります。

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その他の加工

ピリング防止加工  毛玉になりやすい製品の毛玉の程度を少しだけ抑える薬品処理が出来ます。
スリップ止め加工  スリップ防止の樹脂で加工するので、風合いはややベタついて硬くなります。
撥水加工  持続性は個々の素材によって変わるのでテストが必要ですが、しっかり水を弾く効果が狙えます。
UVカット  耐光堅牢度の向上や、処理した布を纏う事による日焼防止が期待できる加工が可能です。
シワ加工  形態安定や形状記憶の処理は出来ませんので、シワは一時的なモノになります。洗濯で取れてしまう可能性がありますのでご了承下さい。
風合い出し

柔軟加工 目的に応じて数種類の柔軟剤(通常・シリコン系・シルクプロテイン配合・天然油脂等)を使い分けて風合い変化を狙えます。/逆に硬く仕上げる樹脂系の加工もあります。

色落ち防止加工(色止め)

洗濯堅牢度・摩擦堅牢度・耐塩素堅牢度・耐光堅牢度の向上処理。

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設備紹介

パドル染色機(サンプル染め50g用〜量産100kg用まで)27台

オーバーマイヤー染色機(量産3kg〜100kg用まで)9台

ドラム染色機(サンプル染め50g用〜量産60kg用まで)10台

ボールウォッシュ用ドラム(サンプル染め50g用〜量産25kg用まで)4台

ワッシャー(洗い・バイオ・特殊加工用 サンプル100g〜量産60kg用まで)8台

角バス(グラデーション染・板締染用)6台

CCM(コンピュータ・カラー・マッチング)システム一式

ビーカー染色試験機7台

タンブラー乾燥機8台

乾燥室2室

工場風景

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