来る10月21日(金)22日(土)23日(日)の3日間
弊社のすぐ裏側に広大に広がる小石川植物園(正式名称は、「東京大学大学院理学系研究科付属植物園」)にて、地域一体型の大規模イベント「小石川植物祭」が初開催され、弊社も出展させて頂く事になりました。
(弊社の出展は、21日と22日の2日間のみになりますのでご注意下さい。)
皆様是非足をお運びください。ご来場お待ち致しております。
https://koishikawabotanicalfestival.org/
https://www.instagram.com/koishikawabotanicalfestival/
今迄、小石川植物園はこの地域のランドマークとして大きな存在感を示しつつも地域との繋がりは意外にも殆どなく、ある意味閉鎖的なイメージもありましたが、数年前に近所に越して来た世界的に活躍している若手建築家ユニットKASAの発案と植物園側との交渉により、「地域と植物園を繋ぎ、循環させて行こう!」というテーマでこのイベント開催が実現する運びとなりました。
植物園では一部の実や花がらや伐採木などが管理上やむなく破棄されています。そこで、地域の人たちの力を借りて、不要になってしまう植物を職員と採集し、魅力的な商品やワークショップとして生まれかわらせ、そこから植物について学んでもらうという取り組みです。(園内植物は、保全などの観点から研究教育利用目的以外では採集できません)
地元のパン屋さんや和菓子屋さんや本屋さんや花屋さん達、そして弊社も含めそれぞれが色々と企画を考えて、植物のことを学び、それぞれの目線で来園者へ植物の魅力を伝えていきます。
弊社では、「園内にある植物からどんな色が出るか?」という事をテーマにアプローチしてみました。
春に視察をさせて頂いた際に、この園内にはソメイヨシノや大島桜の原木に近い由緒正しい桜が存在しているというお話を伺って、まず今回はその2つの桜にスポットを当てて、特別に許可を頂いてそれぞれの枝や葉(枯れ枝や、根から生えてしまって伐採が必要な「ひこばえ」と呼ばれる新枝の部分など)を採集させて頂いて色を抽出する実験をしました。
それぞれに微妙な色差が生じて興味深い結果になりそうです。その抽出実験の時の様子を写した写真や資料を展示し、また実際に抽出した染料と化学染料を組み合わせた特殊な技法で染色したハンカチ等を展示販売致します。是非その優しい色合いをご覧になって頂きたいと思います。どうぞお楽しみに。