これは、今朝の繊研の記事ですが、この問題が今 まさに現実になってきています。
原油高 → 染料・薬品等の価格が高騰
環境問題 → オリンピックを迎える中国の環境改善政策 → 公害規制強化による
染料の中間体製造工場
の操業停止
etc・・・・
これらの理由により、ボイラー燃料のガス代の価格が上昇しています。
染料をはじめ、全ての原材料が 10%〜30%程度 値上がりしています。
新しく注文した時点で、すでに廃盤になっている染料が 増えてきています。
これにより、数年前から染めている色のリピートカラーは、色の変更を余儀なくされるケースも!
とりわけ 中国での工場停止の問題は、即 極端な供給不足の懸念があって
一時「黒の染料がなくなる!」という噂がたって、あわてて買いだめした染料が
今 倉庫に山積みになっています。
値上げ前の「旧価格」で仕入れて置くといった作戦も取っていますが、
場所も費用も馬鹿になりません!
ここ数ヶ月 こうした状況が顕著になってきて、今までは何とかこらえて参りましたが、
さすがに そろそろ 従来からの定番加工商品の加工賃に対しても
価格アップを お願いしないと やっていけない状況になって参りました。
皆様のご理解とご協力をお願い致します。