東京MID TOWN の 21_21 DESIGN SIGHT で
9月16日から行われている 展覧会を見てきました。
2009年に亡くなられた ニューヨークの写真家 アーヴィング・ペンと
三宅一生の関係を取りあげた展覧会です。
今日は実に爽やかな秋晴れ
1987年から1999年まで ISSEY MIYAKE のポスターの写真は
全て このアーヴィング・ペンさん が撮影されたそうです。
年に2回 パリコレで新作を発表し続けてこられた三宅一生さんは
ペンさんの写真に惚れ込んで 一度も撮影に立ち会わずに
すべてを任せたそうです。
パリで発表した服を 一度東京に持ち帰り
その中から 当時 一生さんの秘書だった北村みどりさん(現三宅デザイン事務所社長)
と二人で数点の服を選んで
それを北村さんがニューヨークのペンさんのところへ持って行って
そこで新しいポスター用の写真を撮影する。
その写真は 常に 一生さんの想像を超えて 全く違った新鮮なモノへと
生まれ変わって インパクトの強いポスターへと完成していったそうです。
(ポスター製作は、アートディレクターの田中一行氏によるものだそうです)
「お互いに干渉することなく、しかし触発しあった二人の表現者」
が創り上げた数々の素晴らしい作品たちが展示されています。
東京での服創りから パリコレ そして東京に戻ってきて またNewYorkで撮影
そんな流れをマイケルクロフォードさんというイラストレーターさんが
分かりやすくて 色鮮やかに 素敵に軽やかなタッチで描いたイラストを
アニメーションにして上映されていました。
あの凄いポスター こんなストーリーがあったんだ!
そんな感動を覚えました。
来年の4月までです。 是非どうぞ。